コラム CLグループステージ初戦 対PSG雑感
タイトルをレビューと雑感で迷いましたが、レビューというほどまとまりがないなと思ったので雑感を選びました。
この雑感シリーズは気が向いた時に筆を取ります。
さてDAZNが放映権を手放したということでUEFATVで配信。英語実況なので私にはちょっと寂しく、一流インフルエンサーのManchesterUnited勝利の男神さんがやられているYouTubeライブをおともにいたしました。
スタメン
マンチェスターU
5-2-1-2
十ヶ月ぶりの出場となるトゥアンゼベ、ポルトから加入したテレスが初出場。怪我でキャプテンマグワイアの不在で強力PSG攻撃陣を防げるか正直不安でした。そして3バック、ラッシュフォード とマルシャルでカウンター狙い。
PSG
4-3-3
前線3人はもちろんスーパースター揃い。MF,DFは仕事人が揃う。CBはちと不安。
PSGのフォントがホームの背番号の色が通常は赤なのですが、
ユナイテッドのサードの背番号の色が赤だったので、白色でした。なんか新鮮。そして個人的なセンスではこっちの方がかっこいい。
試合開始
まず、気になったのは デ・ヘアさんのキレキレのシュートストップっぷり。一試合通してビックセーブ、相手選手のいないところに弾くなど大活躍。調子が戻って来た感もあるかも?
結構なハイラインも目についた。どっちみちスペース与えたらなんでもできちゃうPSGのFWたちなんでいいと思った。
CBたちの活躍が良かった。
トゥワンゼベが大活躍。右に置かれてた彼は、さっそく対角線上の左WBのテレスを使ったロングフィード。打点の高いヘッド。ムバッペを完封したスピードなどなどMOM候補にあげられるプレーを見せた。
本職SBのショーは左センターバックで起用。前にも書いたがユナイテッドは左利きのCBが少ない。アルテタやペップが気が狂ったようにレフティーをとってるのに。見事に時代に乗り遅れております。さて、ショーは左利き、足も速いしユナイテッドのウィークポイントも埋めれそうで。ぐー!(#ANNKW)
中央のリンデロフはとんでもないフィジカルで振り切られない限り、割と冷静な判断が出る。要するにリベロ向きということなのかも。
と機動力のあるセンターバックたちでハイラインは戦略的にスールシャールが決められたものだと邪推。
とか、なんとか考えていたらマルシャルが倒されPKゲット。当然のようにブルーノがペナルティスポットへ。ニューカッスル戦でユナイテッド加入後初のPK失敗を取り戻してくれ!と拝んでいたが、ボールはナバスに弾かれてしまいました。
アララァ。と思っていたら笛。どうやらナバスが直前でラインを越えていたようです。主審のマテウ・ラオス大好き!蹴り直してゴール!ユナイテッドが先制しました。
守備で気になったのはマクトミネイ 。ネイマールを主に見ることとなりてんやわんや、男神さんのオガミ・スポーツライブでは男神さん、あきらさんが共に不安視されていました。で試合後出て来たニュースが
DAZN、僕らは
— tkq (@tkq12) 2020年10月20日
それぞれのCLを
見たくて生まれた
罵り合うために
あっ、間違えたぁ!
ということで、競り合いか何かで片方落としてたみたいです。それであれば素晴らしい動きでありました。
さて、新加入のテレスが左からのクロスとプレースキックでユナサポをワクワクさせてくれました。なんかうねってたね。守備のことも考えると5バック用だね。
さて、ユナイテッドのビルドアップ面はなかなか大変でPSGに喰らいつかれるのかな〜と試合前は考えていました。つまり、通常の4ー2ー3ー1では左でショーとラッシュフォードでレーンが整理されずどうにもうまくいないように思っていました。ですが、スリーバックとWBを起点にボールが順調に動きいい感じに。
マクトミネイ 、フレッジのコンビがボランチの役割の選手としては致命的にビルドアップが苦手な方なので5バックは彼らを助けるかもしれない。事実この試合ではボールを刈り取る、運ぶという簡単なタスクであり非常にプレーが良かったと思う。
後半、選手交代後
PSG
4-2-3-1
ネイマールを生かすためかトップ下に配置。結果的にはケーンがあれだったのでユナイテッドとしては助かった。
ユナイテッド
4-3-1-2
後半の67分テレスを変えてポール・ポグバ投入。髪色変わってましたね。
さて、後半からUEFATVが音ズレの訪れ。4秒ぐらい遅れたので、歓声のSEや笛と噛み合わなくてチグハグな感じに。
PSGのコーナーキックでネイマールが放ったキレのあるボールがマルシャルに合わせる形になってしまい失点。同点に追いつかれてしまう。正直軌道が良かったね。そういうことにしておこうではないか。
終盤に連れて試合は徐々にオープンな展開に。ユナイテッドはドン引きされると崩せないのでありがたい展開でした。
試合を決定づけたのは、ラッシュフォードのすんばらしいシュート。勢いよく放たれた玉は世界有数の名キーパーナバスが手を伸ばすも、左隅へ吸い込まれていった。ユナイテッドファンとスールシャールを歓喜に浸らせたこのゴールは、この試合数回チャンスがあったものの消極的とも思えるプレーで機会を逸してきた彼によりもたらされた。
この試合PSGの536億円トリオは存在感は発揮したものの決定気をものにすることができずに敗戦。特にムバッペはトゥワンゼベとワン・ビサカに封じ込められていた。
そうそう、ワンビサカは久しぶりの守備無双っぷりでした。ペナルティエリアでムバッペのボールを後ろからスライディングし刈り取るとかは世界で彼にしかできないと思うよ。
ユナイテッド全体的によく走ってた。なんとフレッジ 、ブルーノ、マクトミネイのMF3人がこの試合の走行距離トップスリー!
最後に一言
CL楽しい!
コラム 19/20シーズン マンチェスターユナイテッド選手評 FW編
あいさつ
さて、ゲッティイメージがブログ用であれば無料で使えると聞き、早速導入したdomidomiです。まさかね、天下のゲッティさんの画像がね。嬉しいです。
今回で選手評は最後です。
では改めて、選手評価の指標を紹介。
A チームMVPクラス
B チームで活躍した選手
C 期待を裏切らなかった
D よくないシーズンだった
E いない方がマシ
本編
ラッシュフォード (22) 83→84 A- 80M
(チェルシー戦のFK凄かったね)
https://www.youtube.com/watch?v=gnZgaBzVckA(公式のロナウドとの比較動画。4:35の2,1に注目)
プレミアリーグ17ゴール8アシストはアッパレ。でも負傷前の16試合で10ゴールの勢いからするとちょっと尻すぼみ気味。本当に負傷離脱前はリヴァプールやらチェルシーといった強豪から点をとっており、ユナイテッドの重たい背番号10にふさわしい選手だった。ということで、期待を込めて評価はA-
今季は主にLWで起用されており、CFのマルシャルとのは相性抜群。アシスト、得点を双方で絡みまくった。後半戦、グリーンウッドが右に入ってからは左から右への効果的なスルーパスも多くなっており、パサーとしての彼を来季はさらに観れるかもしれない。ただ、オフザボールの動きはあまり褒められたものではなく、改善が必要だと思う。
そして、彼の今季で一番センセーショナルな出来事といえば、コロナ禍での活動。
政府は新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)中、貧困家庭救済のために学校給食を継続していたが、学年の終わる7月で終了する予定だった。
これに対してラッシュフォード選手は15日、下院議員宛の公開書簡を発表。子どもの頃に無料給食に支えられたという自身の経験を交えながら、政府に方針の変更を訴えた。
この活動で英国からMBEを授与。本当に素晴らしいよね。大声で活動するだけでもいいけど、実際に国を動かした彼は全く立派。小学生用の偉人漫画の題材にした方がいいと思う。マジで。
ジェームズ (22) 72→77 B 16M
加入時は正直知らんかった。すまんかった。前半戦を支えたウェールズ人の快速ウイング。開幕戦から早速途中出場しユナイテッドでの初ゴールを挙げ、そこからコンスタントに出場。20試合で3ゴール6アシストの活躍を見せ、苦しい時期のウイング陣を支えた。右からラッシュフォードに合わせるクロスがお見事でした。
ただ、徐々に活躍は見られなくなっており、後半にグリーンウッドへポジションを奪われた。
マタ (32) 82→80 B- 7.5M
リーグ戦で出場二十試合以下だったのはなんとトップチームで起用されて以来初。誕生日にTwitterでチームメイトの若い頃の写真を載せるのはお馴染み。プレミアリーグ随一の人格者で慈善行為を行う彼でもアンチがいるとは。インターネットの海の広さを知りました。
積極的な裏抜け、味方を利用するパスを出せるし、守備でも走るタイプ。大好き。
チョン (20) 65→65 C 6.3M
本職は右ウイングなんやね。左でばっかり使われてたけど。とんでもないアフロが代名詞だったチョンくんも失恋したのか、いつの日かの冬バッサリ髪を切ってました。
スールシャールの信頼を得てコンスタントに試合に出続け、20/21シーズンはドイツの古豪ブレーメンへローン移籍など順調なキャリアを進めている。
グリーンウッド (19) 68→74 B+ 50M
まず、名前がいい。GREENWOOD、惹かれるよね。初期にツイッタラーの男神さんがご自身のユーチューブライブで緑木と省略されていたのが印象的。両足から繰り出される威力たっぷりのシュートは魅力。英国人のベン・名振りーさんも絶賛してました。
地味に市場価格はチーム5位。このまま成長して行くとファン・ペルシーをも超える無双っぷりがみれるかもしれない。クラブも期待を込めてギグスの背番号11を背負わせた。
ただ、ここにきて女性問題などが露呈。まぁそうだよね、19歳だもん。でもよ、ベンゼマとかイカルディとかさ。点取っちゃえばいいのよ。(ほどほどにしてね。)
マルシャル (24) 83→83 A 60M
背番号9をルカクから奪いご満悦。23ゴール12アシスト、シーズン通して一番計算の立つ選手であった。確かに粕谷さんがご指摘するように競り合うタイプでもないし、OB先生たちのいうようにザ・9番タイプということではない。ただ、単純なシュート精度はユナイテッドでいちばんうまい。
イガロ (31) 78→78 C+ 5.2M
ラッシュフォード の長期離脱が決定し、ユナイテッドはCFが不足。ということで、中国からこんにちは。
入団してすぐ、カップ戦で主に使われ、持ち前のフィジカルとテクニカルな足捌きで活躍。マルシャルは点は取れますが、ポストプレーやらの見方を生かすプレーはできないので、イガロさんの方が戦術の幅は広がるし、プレミアリーグでも順調にいけば出番はあるかな。なんて思っていたらコロナで中断。
そこからはほぼ出場機会はなく、プレーも凡庸に。上位互換のカバーニも取ってしまったので一月でおさらばが濃厚。ユナイテッドファンだったらしく、ベンチでも文句を言わないいいベテランだったので、わかっちゃいるけど少し悲しい。給料が高すぎなのよね。
サンチェス (31) 82→81 E 16M
なんだよこの記事!
キミィプロやろ!あれだけの高給もらっておいて舐めたこと抜かすなよ。と思ったけど、まぁプロフェッショナルの世界は大変よね。あの時のユナイテッドは南米の選手少なかったもんな。適応は難しいところだよね。。。と確認したらそんなことないやん。ロホ、ロメロさん、バレンシアさんがいるやん。周りのせいにするな、なんとかしろ。
さて、今季は年棒の大部分をユナイテッドが負担してインテルへローン移籍。結構献身的な動きをしたらしく、4ゴール10アシストを記録。ユナイテッドへ移籍金なしでインテルへ買い取られていきました。
こんなに出ていかせようとするあたり、スールシャールの言ってたところの「腐ったミカン」だったのかな。
将来のユナイテッドのFW陣
若手が躍動しているユナイテッドのWG、CF陣。カバーニ・マタのような理想的なベテランもいることだしバランスもいい。ただ、右ウイングだけ少し不安。チョンの成長に個人的には期待。
20/21欧州サッカー選手名鑑のレビュー
今回は、近くのジュンク堂で扱っていた、エルゴラッソ・ナンバー・ワールドサッカーダイジェストの選手名鑑をレビューしていきます。
- エルゴラッソ
- ナンバー
- ワールドサッカーダイジェスト
- 結論
- アマゾンリンク集
エルゴラッソ
フォーメーションのFIFA感にはクスッとしました。過去3年のスタメンが出るといってもFIFAのデータサイトのSoFIFAの時間を巻き戻せばいいと思い魅力に感じなかった。
炎上商法兼、現場へのリスペクトのない兼、15分の動画内でのダブルスタンダートの使用兼、いざ批判してた人の前にいくと下手にでるよね、でお馴染みレオ・ザ・フットボールです。のことが信用ができない私としては、名前が乗っている雑誌を購入するという手はなかった。
ただ、内藤さんやスペインのジャーナリストの木村さんが書かれた選手評は秀逸であった。他にも小澤さんの久保くんさんへのコラムは必読。監督の略歴やプレーヤーの所属歴が書いてあったのは素晴らしかった。
あとエルゴラッソ編集部独自の市場価格が載ってあったが、トランスファーマーケット見ればええやんと思った。信頼度的にも。あと独自のデータが載っていたが、いくらなんでもカバーニの数値が低かった。ブライスウェイトに大きくシュート能力で負けるとかいい加減にしてくれ。
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